加齢と肌年齢の関係は?

年齢と共に肌が衰えることは、ある意味自然なことです。
しかし加齢によって肌が衰える理由を、きちんと理解したことがあるでしょうか。
「年だから、仕方がない」と諦める前に、肌が加齢と共に衰える理由を考えてみましょう。

人間の肌は、表皮と真皮の2層に分かれています。
表皮とは、その名の通り皮膚の表面に位置する肌層で、その上部には角質層があります。
表皮細胞が徐々に押し上げられたものが角質層になり、角質層は肌のターンオーバーに伴って剥がれ落ちます。
このターンオーバーによって肌が生まれ変わりますが、年齢と共にこの周期は長くなっていくため、新しい肌が再生されにくくなります。
表皮は肌の見た目に一番影響する部分です。
古い角質が残ったままだと、シミやくすみの原因にもなります。

そして、表皮の下には真皮という部分があります。
真皮には神経線維や毛細血管、リンパ管などがあり、肌に栄養を送ったり、老廃物を運び去ったりしています。
真皮の主な成分は、コラーゲンとエラスチン、さらにこれらの隙間を埋めるヒアルロン酸などです。
この成分を効いただけでも想像できるように、肌の弾力はこれらの成分に大きく関係しています。

年齢を重ねるということは、それだけ紫外線を浴びるということです。
紫外線は真皮部にまで届くA波と、表皮部に影響を及ぼすB波があります。
A波は真皮のコラーゲンやエラスチンを傷つけ、肌の弾力を失わせるだけでなく、これらの生成作用にまでダメージを与えてしまいます。
一方B波は表皮に作用し、肌を黒くします。
正確には、B波が真皮にダメージを与えることを防ぐために、肌自信がメラニン色素をつくりB波をブロックするのですが、これが後にシミやくすみの原因にもなるのです。

また加齢と共に、肌の水分量は減少します。
水分が減少すると角質層が剥がれやすくなり、剥がれた隙間から水分が更に蒸発します。
また加齢とともに、皮脂量も減少しますので水分を維持する機能も衰えます。
これらの要素が重なることで、肌が乾燥して、しわなどが発生するのです。

更に更年期に入ると、女性ホルモンのエストロゲンが減少します。
エストロゲンは肌の新陳代謝を促進する作用がありますので、エストロゲンが減少すると肌のターンオーバーが滞りやすくなり、肌に老廃物が残りやすくなるのです。

これらは加齢と共に、誰にでも起こる変化です。
加齢を止めることはできません。
ですが知識さえあれば、日頃から少し気を付けるだけで、肌への影響を少なくすることも出来るのです。

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